弓型コントローラー

WiiのゲームソフトWii Sports ResortにあるアーチェリーをWiiリモコン＆ヌンチャクではなく、実際の弓でプレイできるようにしました。2023年のオープンキャンパスで展示しました。

もともとのアーチェリーのゲームの遊び方はこちらから確認できます。Wiiリモコンを弓のボディに、ヌンチャクを弓の弦に見立てて、Wiiリモコンを構えて、ヌンチャクをを引く動作をすることで弓を引けるようになっています。

このゲームをWiiリモコンとヌンチャクを弓に見立てて遊ぶのではなく、実際の弓を引いて遊べるようにしたのが今回のコントローラーです。

システムの概要は以下の図のようになっています。

システムの概要は以下の通りです。

1. ひずみゲージで弓のしなりを検出

2. Arduinoでひずみゲージの値を取得し、Wiiリモコン用の信号に変換

3. Wiiリモコンとヌンチャクに信号を出力

まず、ひずみゲージを使用して、弓のひずみを測定します。このひずみゲージは弓のボディに貼り付けてあり、わずかな弓のしなりを検出することができます。

先ほどのひずみをArduinoで取得し、どの程度弓を引いているのかを計算します。そして、その引き具合に応じて、Wiiリモコンとヌンチャクに信号を送ります。こうして実際の弓を使用したコントローラーができています。

また、コントローラーの中身は以下のようになっています。

また、弓にこれらを取り付けるために3Dモデルを制作しています。